ギター放浪記(ワールド)リニューアル!!

還暦オヤジの海外での飛入りセッション体験やら ギター、エフェクター等の試し弾きなんぞをテーマにしたブログです。

RS Guitarworks_SLAB 59 II

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新しい1本です。

ついこの間シンラインのテレを入手したばかりなんですが
このメーカーのは前々から狙っていてようやくこの一本という
個体に巡りあったのであまり躊躇なく入手しました。
どっちかというと、シンラインの方がイレギュラーな買い物だったのです。
音については、コレこそが私が追い求めていたテレキャスの音と言っても過言ではありません。
全てのピックアップポジションで良い音がしますが、
特にリアの音は元気で強烈な音がします、でもキンキンはしない。
Volを絞ってもこもらないので気持ちの良いバッキングが出来る。

実際の音はどうかというと、
毎回私の弾いている動画でお伝えしておりましたが、
何と苦情が出てしまいまして私が弾いてのデモは今回から無しです。
(TwoRockではなく小さいアンプだったんですが夜弾いていたのが
よくなかったんですね、近所迷惑はいけませんね反省)
しかし、これに関しては私なんかが弾くより100万倍も素晴らしい
動画が存在しますのでこれをご紹介します。

https://www.youtube.com/watch?v=9MSYhor_gPI
(1分間ぐらいはライブの様子、その後でデモ)
※N村って人もデモやってますが、コレはちょっと、、、。
動画のデモってあんまり参考にならにですよね、
音色を正確に伝えるのはただでさえ難しいのに、殆どの例が
歪過ぎで、私も人のことを言えたぎりではありませんが、
弾き手もあまり上手くないという感じで。
しかし、この動画は私が見たというか聴いた全てのギターデモの中で最高にインパクトがあります、弾き手も超絶に上手いです、カントリー畑の人なんですがツェッペリン
なんかのフレーズを入れたりしておちゃめです。
今回の私が入手したものは全くコレと同じ音がします。

以前、このメーカーのものでコレはと思ったものに出会ったのですが、
躊躇しているうちに売れてしまい、激しく後悔したことがあって。
その後同メーカーのギターを探し廻ったのですが、
元々たま数がそんなに多くは出回ってなくて、
その中で何本か弾いてはみたのですが総じて良い印象ながら強烈な何か、
が感じられなくて買うまでには至りませんでした。
やっぱり個体差というのがあるんですね。

音以外の面については、まず重さですが超軽いです。
手持ちの中ではSGの次に軽いです。
但し、ボディはめちゃ軽なのにネックがそれなりなので
バランスは幾分悪くストラップを通すと案外肩には負担を感じます。
ネックは太いです。
ベストフィットではないとも思いますがしっくり馴染み好きです。
テンションは私にはややキツめです。

前回の記事での評価方法で点数をつけてみます。

1.音(60)

60点
フロント、センター、リア全てのポジションで満足の出来る音なので
満点です。

2.弾き易さ(20)

17点
ボディの形状がどうも本来のテレキャスとは微妙に違うようで
今いちフィット感がない。

3.操作性(5)

4点

4.色(5)

4点

ハードレリック過ぎ、目立つところに深いキズがあるが
あれは要らない。
他の店のも同じ箇所にキズがあったので何かポリシーがあるのだろう。
ちなみにロベンフォードのにも似た位置にあるのを発見した。

5.重さ(5)
4点
6.形状(5)
4点

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合計93点となりました。
と始めての90点超えでした。

私の所有するどのオールド、ヴィンテージギターも90点超はないので
ちょっと考えさせられますね。値段も72テレシンライを除くどれよりも安い値段ですので、これをもってしてコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
私は以前ヴィンテージのテレキャスはこのような音がすると思ってました。
というか、このような音はヴィンテージギター以外では出せないと思ってました。
(そもそも、ヴィンテージを一括りにすること自体が間違いかもしれませんが)
ところが、私が弾いたもの(試弾)はこのような音はしませんでした。
(そんなに多くは弾いていない)
なのでコレは実はヴィンテージの音ではないのかもしれません。
ただ、ロベン・フォードのような音はします、間違いなく私にはそのように
聴こえます。