ギター放浪記(ワールド)リニューアル!!

還暦オヤジの海外での飛入りセッション体験やら ギター、エフェクター等の試し弾きなんぞをテーマにしたブログです。

バンコクで飛び入りセッション!その3/ギター機内持込

このブログはギタリスト目線で読んでくれている人が多いと思うのですが、
飛行機移動の時にギターをどうするか悩んだ人もいるのではないかと。
なわけで今回は私がどのようにしたのか、また航空会社の対応はどうだったのか?などについて書きます。ごめんなさい、なかなかバンコクの様子を書かなくて。

 ギターをどうするか?結構悩みました。
飛行機の手荷物に預けることに不安が大きかったのです。
これは、私に限らずギタリスト、ベーシスト、他楽器奏者は一様に同じ思いをしているのではないでしょうか。特に海外の空港スタッフは信頼がおけないですからね。
手荷物が手荒に扱われている動画も目にしますしね。
かといって、ハードケース、又はある程度頑丈でしっかりしているソフトケースでも絶対に信頼出来るかというとそうは思えないところもありました。
逆にハードケースだから乱暴に扱われるということも想像出来ます。いずれにしても、現地で取り回しが大変だし選択肢からは最初から外れました。

それで考えた挙げ句、たどり着いたのはネックをバラしてリュックに入れて背負って行くという方法でした。現地での取回しを考慮してソフトケースは、オマケで付いてくるようなペラペラのものを持って行きました。また安全の為にヘッドからローポジションにかけて靴下を被せました。これで問題無く機内持込OKでした。

 実はギターの機内持込は、ケースバイケースでOKの場合もあるということはネットに書いてあったり、知り合いから聞いたりして知っていました。でも、もしダメな場合、ペラペラのソフトケースで預けなければいけないことになってしまうというリスクを考えると、チャレンジはやめて、この時はこのような方法にしました。

 次にバンコクに行った時はネックを外すのも面倒になったので、外さずにズッポリそのままリュックに入れて機内持込を図りました。
画像の通り見た目が異様になりました。
ソフトケースに入れないギターは割と小さく見えるし、案外大丈夫だろうと考えてのことでした。もっとも、ダメと言われたらその場で外せばいいと思っていました。チェックインカウンターでは、もし満席で荷物スペースに余裕がなければ、搭乗の際に別途預かりになる可能性もあると言われましたが、結果的には大丈夫でした。
機内ではCA さんが頭上の収納に収めるのは大変と思ったのか、クロークに預かってくれました。
ちなみに、ANA でした。LCC だと無理だったでしょう。ついでに言っておきますが、スタインバーガーでもストークというLCCは機内持込ダメで、エアアジアは大丈夫でした。この辺りの可否は 航空会社によっても、スタッフによっても変わります。

 結局、リュックに入れての持ち運びはその時(二度目のバンコク行)でやめました。
飛行機に乗るまでに結構移動するし、リュックで背負うのは重いし邪魔なんです。同じ年にアメリカに行ったんですが、その時はバラしてスーツケースに入れて行きました。ペラペラのソフトケースも一緒に入れました。それがかなり楽だったので以来ずっとそのようにしてます。

 以上、飛行機での移動の際(特に海外)ギターをどのように運ぶかについてかきました。

ギタリスト以外ほとんど興味のない話題だったかもですね。

次回こそバンコク現地の様子を書くつもりです。

 

 

f:id:grooveshot:20191205232229j:plain

 

バンコクで飛び入りセッション!その2/動機タイミングの話

さて、今回は前々回の記事バンコクセッションの続きで、そもそも何故バンコク?その理由とか動機的なものを書くことにしました。

ギターを担いで世界中を周って現地のミュージシャンとセッションをしたいという思いがずっとあって、その思いを現実に形にしだしたのは2016年の7月ですから、今から3年以上前の事になります。

とにかく、60歳になってしまったというインパクトは大きかったですね。それも感覚的にあっという間だったので、本当に天国への階段を昇らない内に色々やりたいことをやろうという思いは強く、どちらかというと危機意識的な思いと言ってもいいと思います。

私は基本お金も仕事も人生に含まれるものですから、優先順位は人生が先だと思ってます。豊かに幸せに生きることが最優先ということです。「豊か」は精神的にという意味。
お金と仕事と家族、これ等は生きて行く上で最も重要な要素であり、先に書いた通り豊かに幸せに生きる為に必要なものであることも間違いありません。
しかし、これ等がしがらみとなって自由を制限するのも事実です。
自由を手に入れるには、ある程度それ等のしがらみから解放される必要があります。
自由の量とそれ等のしがらみはトレードオフの関係であるとも言えます。

私は物事にはタイミングがあると思ってます。自分の時間など無く、遮二無二働いて子育てをしなければいけない時期もありました。しかし、そのような時期を経てこのような自由を許してくれるタイミングが丁度60歳で訪れたと思うのです。
子供も独立して、両親も既にいないということだけでも随分肩の荷の重さが違います。仕事も55歳で最前線からは外れ60歳できっちりリタイヤ出来ました。
こう書くと悠々自適のリタイヤかと思われるかもしれませんが、先の不安が無いほどの蓄えがあるわけではないです。
ただ、先のことばかり考えて自分のやりたい事を犠牲にして、お金を稼ぐ為にだけ働き続けることにはどうしても抵抗がありました。
自分がやりたいと思ったことがやれるという環境が手に入ったのなら、やらない手はないと思ったのです。
そうやって納得してやるのだから、その先孤独死だろうが、野垂れ死が待っていうようが、それもまた納得出来ると思ったのです。
この考えが基本としてあるから不安そっちのけで行動出来たのですけどね。
(実は、今年ベトナムで病気になって2週間程寝込みまして、その時感じたのは、野垂れ死はなかなか難しいということでした。この辺の事はまた別の機会にでも書きます)

そんな訳で、最初のうちは仕事から解放されたのもあり、イケイケな気持ちでしたから、1年位かけて世界中周ってみようと思いました。ただ国から国に渡り歩くなんて経験もありませんし、長期滞在も、短期の普通の海外旅行でさえ経験がそうあるわけでもなかったし、また長期となると準備も大変ですから、その辺冷静になって考えて結局最終的に半月になってしまいました。まあ、ビビったといえばそういう面も否定出来ませんけどね。

とりあえずはリハーサルと考えて、何となく敷居も低いし物価も安いアジアにしました。タイのバンコクシンガポールインドネシアのバリを目的地にしました。最低、他国から他国への移動は経験しておこうと思ったのです。勿論、一番の目的は現地でのセッションです。バンコクシンガポールは、ネット、YouTubeなどで調べてみると、音楽も盛んでかなりレベルも高い様子が伺えたので期待値も上がりました。またバリには何度も行っており、実は唯一セッションを体験した場所でもあったので加えてみました。

というわけでこの私的ワールドセッションツアー最初の地バンコクに降り立ったのです。

f:id:grooveshot:20191204113849j:plain

バラして持って行きました。

f:id:grooveshot:20191204113802j:plain

 

THR 10 II Wirless開封速攻レビュー!!

オールワイヤレスがこれほど快適だとは。

使ってみてあらためて実感しました。
Katanaとの比較は手元にKatanaが無いのでどうこう言えませんけど、
電源ケーブルの1本の差でも大きいような気もします。
音については演奏動画を早速YouTubeに上げたので参考にしていただければと思います。

前ならこの動画を撮るのにシールド、電源ケーブル、aux用ケーブルの3本が必要だったわけで、あのごちゃごちゃから解放されたかと思うともう後戻り出来ません。
音質については、楽器屋さんで試奏した時の感じ以上の発見は無かったです。
元々THR 5を持っていて、気に入っているので音に関しては何も不満が無いという表現になってしまいますかね。
ただ、操作性において外部音源の音量調節をアンプ側で出来るのは楽でした。
これ、THR 5との比較になってしまいますけどね。
THR 5は本体では出来なくて音源供給デバイスで調節しなければいけなくて、コレかなりストレスでした。
また、セッティングした音色をメモリ出来るのは良いですね。

 ところでTHR 5はあのちっこい体の割にはパワーもあり、海外で活躍しました。
ライブもドラムレスで大きくないハコならなんとか足りてしまいました。何しろコンパクトですし重宝しました。

ちなみに、Brackstarの一番チッコイのも持ってますが、パワーはTHR5 の方が圧倒してます。ただ、ホテルでの部屋弾きなどに十分使えるレベルです。コイツこそ本当にコンパクトでスーツケースに入れても邪魔になりませんので旅のお供には持ってこいです。

てなわけで、今回はTHR 10 II Wirless、ほんのさわりだけでしたが、開封速攻レビューでした。


THR10ⅱ完全ワイヤレスが快適過ぎる!!!!

 

 

YAMAHA / THR10II Wireless LINE6 Relay G10T ワイヤレスセット ヤマハ アンプ【YRK】

価格:66,550円
(2019/12/21 14:48時点)
感想(0件)

BOSS Rhythm Loop Station RC-10R ルーパー 【ボス RC10R】

価格:33,000円
(2019/12/21 14:41時点)
感想(0件)

Yamaha THR 10II Wireless Katana Airとの比較!

Yamaha THR 10II Wirelessを買いました!
この新しいTHR 10を購入する際に、実はBossのKatana Airと散々迷いました。
私と同じくこの両者で迷っている人も多いのではないかと思いますので比較してみようと思います。
※BossのKatanaAir は2店舗で試し弾きをしました。
▼Katanaの優位性。
①安い
Katanaはデフォルトでトランスミッター含で税込で¥44,000、
THRは別売のトランスミッターを含めると税込で約¥65,000と2万円以上の開きがあります。★この価格差で悩んでいる人も多いのでは?
👇ヤマハのトランスミッター別売戦略はどういう事なんでしょうね?
正直納得いきませんね。

②一回りコンパクトで圧倒的に軽い。
私は価格差よりこの優位性をとるかどうかで最後の最後まで迷いました。
重量2.2Kgに対しTHRは倍の4.3kg。
私は海外に持って行くことを前提としており、
また現地でもドラムレスのライブなどにも使用する頻度も高いことから、
この重量差は使用する都度にストレスにならないかちょっと不安ではあります。
クドイですがKatanaがTHRの半分の重量という 、この優位性を捨てて良かったのか、
今でもこれは間違った決断だったのでは?という思いがあります。

③乾電池で可動
コレは優位性になるのかちょっと疑問ですが、あえてあげるなら、
電源が取れない場所での使用の場合、乾電池の量さえ用意すれば
何時間でも使用出来るということぐらいしか思い浮かびません。

▼THRの優位性
①充電で稼働するので完全ワイヤレスを実現。
自宅などで部屋を移動して使用する機会が多い場合はこの手軽さはかなり重宝すると思います。
私はセッションユースでパワーサプライを充電式のものに変えて随分経ちますが、
電源をコンセントに挿す、この一手間が省けるだけで随分ストレスが軽減され
ることを知っています。
また、持ち運ぶ祭にケーブルを持って行く必要がないことも同様に
ストレスフリーを実現してくれる要素だと思います。
なので、このような使用を想定される方はTHR は買いだと思います。

②出力がやや大きい。
THR は重さが2倍もあって見てくれ的にもKatana より随分パワーが
ありそうですが、実はそれほどの違いはありません。
Volをマックス近くまで上げると圧倒的ではないですが音圧の違いを感じる事が出来ます。
さて音質ですが、これも両者にそれほどの違いを感じることが出来ませんでした。
マックス近くまで音量を上げるとTHRの方がやや豊かな音かな?程度です。
Katanaは見てくれはチープですけど良い音だと思います、中位の
音量ならKatana の方がパンチがある気がします。

他の機能についてははTHRにあってKatanaにない機能はなかったと思います
私はライブ使用を前提としてるのでTHRのパワーの差はわずかな差であっても、訴求ポイントとして大きかったですが、自宅用で、充電機能にこだわりがないのであれば、2万円も安いKatanaでも十分だと思います。
ところで、音量とか音質にそれほど違いがないのにTHRは何故あんなに重いんでしょうかね、充電バッテリーがかなり響いていることは間違いないでしょうけど、他は何が影響しているのでしょうかね?
あの軽さとコンパクトな体でしかも安く、THR とタメに近いパフォーマンスを発揮する
Katana をヤマハも見習って欲しい。

THRで本当に良かったかどうかは実際ある期間使用してみないと結論は出ないでしょうね。
使ってみて出来るだけ早くレビューをあげたいと思ってます。

 

BOSS Rhythm Loop Station RC-10R ルーパー 【ボス RC10R】

価格:33,000円
(2019/12/21 14:41時点)
感想(0件)

バンコクで飛入りセッション!その1/リニューアル第一弾/現地でのセッション動画をアップ

 

長らく間があいてしまいました。
その間にとっくに還暦も過ぎまして、もう少しで
「天国への階段」が見えてきそうな年齢になってしまいました。
放置していたにも関わらず結構なアクセス数があったことを知りました。
かなり濃い体験もしましたし、この体験をシェアしたいという思いも
ありましてブログを再開することにしました。

5年以上間があいているのですが、感覚的にはあっという間でした。
ただし、思い起こすとこの5年というか、ここ3年位は凄く濃かったですね。
東南アジア(ベトナム4回、タイ3回、フィリピン2回、シンガポール1回)から
始めて、LA,テキサス、ニューヨークのライブハウスでもセッションしました。
色々なエフェクター、ギター遍歴もありました。

元々東京でのセッションをやり始めた頃から、
海外でもセッションをやってみたいという思いはありました。
しかし、なんだかんだ仕事の絡みなどもありまして、
実現せずにいたのですが、何かタイミングを見計らったようにですね、
還暦の誕生日と同時に仕事から解放されまして、
思い募っていた事(海外でセッション)を実行に移すことが出来ました。

とりあえず当初はそんな濃い体験を元ネタにして動画をアップも交えながら
回を重ねて行きたいと考えてます。

今回リニューアル第一弾は、還暦になってすぐ行ったタイ(バンコク
でのセッションの動画を紹介します。
タイは合計三度行ってます。
タイ人バンドが東京に来た際にもセッションしてます。
詳しくはこの後の続編でエピソード等を書いていきたいと思います。

還暦(過ぎ)オヤジのチャレンジ体験をシェアして
世のオヤジ達を元気に出来ればと思っております。
※やらかしもいっぱいしました。

出来るだけ間隔をおかずアップしていきたいと思いますので
読者の皆さんどうぞよろしくお願いします。


↓↓画像をクリックすると動画に飛びます↓↓

f:id:grooveshot:20191130164949p:plain

 

 

 

歪み系/EarthQuaker Devices Palisades

f:id:grooveshot:20141027171038j:plain

 

ストラトを気持ちよく歪ますために今までかなりのペダルを試してきましたが
どれひとつ満足に至るものはありませんでした。
歪みとストラト独特の芯のある音のバランスがなかなか難しくどれも満足がいかないものでした。
芯があり太い音がしても歪みが足りなかったり、歪みが得られても芯が無くなり細くイガイガした
音になったりと。

勿論、良いアンプを使用するとか、複数ペダルをかませば問題は解決ですが使用目的が
主にセッションユースなのでどこにでも置いてあるJCでそれなりの音を出す為、
ぶっちゃけJC対策ともいえます。

画像の通りこのペダルはやたらツマミが多くてフットスイッチも3つあります。
フットスイッチは、ブーストとゲイン設定の切り替え用です。
ブースト単体では効きません。
やっぱりセッションではセッティングに時間をかけることが出来ませんので
始まってからの歪みと音量の調整が出来るのがよいですね。

色々スイッチがありして個々の説明は省略しますが。恐ろしくキャラが
変わるのが、一番右端のBandWidthtというこれはカチカチと切り替えて
使うのですが、数字が大きい程太く丸くなります。
これのおかげでシングルとハムどちらにも対応可能になりました。
シングルでは3か4、この設定でハムならリヤでも太い音がでます。
あと左のトグルスイッチでもかなり違ってきます、BRIGHTでは芯のある音で
幾分硬くなりますが痩せることはありません。

BandWidthtを深めにしてBRIGHTOオンにするとストラトの太くて
芯が残り程よく歪む感じが得られます。

多分この一台であらゆるギターに対応出来るのではないかと現段階では
言えてしまうほど家で弾いた感じは当たりです。

まだ、実践前ですが今回は大丈夫だと思います。
ちなみに動画では、シングル(ストラト)ハム(335)で弾いてます。

Gibson SG Standard 66 with Wlampler Pedal Dual Fusion

SGでも試してみました。

結論から言うとどんぴしゃな感じです。

SGも歪みペダルを咬ますとフロントがボワってした音色になって
しまうので踏んだ時は使ってなかったのですが、
このペダルのCH1(Vintage)はかなり使える感があります。リヤはCH2だけでもいいんですがCH1とミックスさせるとよりエッジが効いた
感じになり私は大好きな音になります。
CH1,2のブレンド具合でかなり音が変わってきますので色々なギターに
対応できそうです。