ギター放浪記(ワールド)リニューアル!!

還暦オヤジの海外での飛入りセッション体験やら ギター、エフェクター等の試し弾きなんぞをテーマにしたブログです。

究極の1本を探してその⑥/Fullertone Guitars STROKE 60 OSB S.Rusted Custom Fiesta Red/8本目

さて、究極の1本探しはまだ続いていたのである。

演奏道具としてみた時に立っても座ってもボディにフィットするし、操作性も良い、
ということが色々他の種のギターを所有してみて再確認出来たこともあって、
なんだかんだで結局、ストラトを時間かけてじっくり探してみることにした。
じっくり探そうと思う間もなく購入意欲をそそる1本が出てきてしまった。
池袋のK店で試奏したCrewsのストラトがなにげに良かったのだ。
一応渋谷のCrewsの本家のF店にも行って何本か弾いてみて
やはりK店の1本に決定しかけた時、ずっと気になっている1本があって、
どうせこの店で買うのだからということで、遠慮なく弾かせてもらうことにした。
この時はまさかどんでん返しになるとは思っていなかったが。

それは軽くレリック加工されたサーモンピンクっぽい色のストラト。
「フルトーンはギター本体も作っているんだね」
と私が言うと
「いえ、それフラートーンです」
エフェクターのFulltoneと良く似たロゴで、
よくみるとFullertoneというロゴだった。
とりあえず弾いてみた!
オオ、すごく元気な音だ、思わずにんまり。
このブリンブリンの音にあまさというかマイルドさが加わったら
まんまビンテージなんだけどなぁと思った。
参考↓

 https://www.youtube.com/watch?v=6UEjO_oQMlU

もう一度Crewsと弾き比べてみた。
やっぱりFullertoneの方が元気な音だ。
決してCrewsが悪いわけではない、もう好みの問題と思う。
というわけでこのFullertoneをほぼ買うことに決めて、
多少は慎重になっているので、一週間間をとって
それでもあの音が頭から離れないなら購入することにした。
1週間経った、全然頭から離れなかったので
G&L,Fujigen,Squierの3本を下取りに出してさらに結構な
追金を出して購入してしまった。
じっくり探そうと思ってから多分2週間ぐらいしか経っていなかった。

早速実践で使ってみると、思ったより大人しい感じだ。
私としてはソロに入った瞬間他のパートに埋もれることなく
ドカーンと抜けて欲しいのだが、少しもの足りない。
それで、デフォルトのリンディのピックアップを換えてみることにした。
※参考音源ではセンターのみDuncanの高出力に交換、でもこれは使えなかった。
友人から借りたりしながら色々組合せを検討して、良い組合せを
発見したりしている最中に、私がリスペクトするギタリストから
是非譲って欲しいという申し出があった。
結構悩んだが、何より私がリスペクトしている方であり
条件も悪くなかったのでお譲りすることにした。
時々、客観的に聴く機会があるがああ、良い音で鳴らして
もらってるなあと嬉しくなる。

でも、このギターが手元にあったら今の72年は持ってないし、
SGもないだろう(この辺の事情は後で書こうと思う)

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